株式会社のメリット

株式会社を設立するメリットと経理について

株式会社を設立するメリットのひとつとして、社会的信用が増すということが挙げられます。個人事業主よりも株式会社形態の方が、取引先や銀行などの信用度が高いのが現状です。株式会社を設立すると、資本金や役員、決算内容などについて、情報開示する必要がありますので、取引先や顧客、金融機関などからも信用を得やすくなります。営業活動が行いやすく、個人事業主と比べると、金融機関からの借入れ額も大きくなる可能性は高くなります。株式会社を設立後、株主をあらたに募集して、会社の資本金を増やすこともできます。つまり、利息なし、返済期限もなしという形で、資金を集められるというわけです。
個人事業の場合には、個人事業主が死亡すると相続が発生します。それに伴って事業がストップするのですが、「法人」となる株式会社の場合には、そうはなりません。法人になれば、自らが清算しない限り、事業がストップするということはありません。仮に取締役が1人だけで、その人が死亡した場合にでも、諸手続きを経て、株主があらたに役員を選任することができます。また、ほかに取締役がいる場合には、会社自体の営業活動は、継続して行うことができます。このように代表者が代わっても、スムーズに事業継続が行えるというメリットもあります。
株式会社を設立後、会計事務所の「記帳代行サービス」を活用する経営者も少なくありません。この代行サービスを利用すると、経理の従業員を雇用する必要がなくなるというメリットがあります。経理担当者の業務は、納品書・請求書・領収書などの作成と保管、伝票の記帳、記帳と勘定元帳の作成など、経理の業務は多岐にわたります。会社を設立したてで、少人数で経営している時などは特に、従業員1人雇うだけでも大きな負担となってしまいます。また、経理担当者が辞めてしまって、後任者が入社するまで、経理が空席になるといったリスクを回避することもできます。
株式会社設立後、会社の規模が大きくなった場合には、経理担当者を雇用し、会計ソフトを利用して、自社で帳簿を作成することをおすすめします。しかし、設立直後は、伝票を書いたり帳簿をつけても、直接会社の売り上げにはつながりませんので、ビジネスに集中するという意味においても、経理業務は「記帳代行」を利用されることをおすすめします。利用することによって、日々のお金の入出金などを、正確かつ効率的に帳簿管理することができますし、従業員を1人雇用するよりも、記帳代行を利用する方が、コストを低く抑えることができます。